週一回の学校での授業は受講生が多い。嬉しいことではあるが、一人ひとりに発音指導ができないのが辛いところ。
そこで、期末試験の内容を音声データの提出と筆記の二本立てにしました。学生たちには了解をもらいました。
課題のフレーズの発音をデータで送ってもらうのですが、2段階の提出にしてみました。まずはフレーズを「ma」に変えて声調だけ発音してもらい、その音声データで一回、審査。それが通過したら、次にピンインの発音データを送ってもらい、最終審査をします。
初めての試みで、うまくいくかな?学生たちは戸惑っていないかな?私の不安をよそに、送られてくる音声データは、どれもかなりしっかりした声調で録音されていました。
授業中はどんどん指名してテキストの単語やフレーズを読んでもらいながら発音指導をしていますから、学生たちは皆、私が発音にうるさいことをよく知っています。
音声データは、いつもの授業で聴く彼らの発音とは違います。おそらく、何度も練習したんだろうな。
声に出して練習すればするほど、声調は安定します。練習は裏切りません。そのことを、学生たちは改めて私に教えてくれました。
コメントをお書きください