時々、グループ音読会を開いています。
長くレッスンを続けてくださっている生徒さんたちにお声がけをしている、ごく内輪の会です。
いつもはマンツーマンレッスンなので、最初のころは皆さん、「緊張する」とおっしゃっていたのですが、何回か続けるうちに、はっきりとした変化が現れました。
もともと、私のレッスンでは発音トレーニングをみっちりやっていただくので、皆さんの発音はとても整っているのですが、グループ音読会の後は、更にひとつひとつの発音を大切に、より正しく、より中国語らしく読むための工夫を、皆さんがされるようになりました。
標準的な発音ができて、50字から100字くらいの文章を流暢に読める方々なので、お互いがよい刺激になっているようです。
そして、聴き手が多いのも、ほどよい緊張になっているという感想もいただいています。
緊張して刺激を受けているのは、参加される皆さんだけではなく、司会役も私自身もです。
時々、私も短めのニュースやエッセイを選んで音読を発表することがありますが、緊張します。つくづく、ほどよいプレッシャーは上達に欠かせないと感じています。
そして、私は毎回、マンツーマンのレッスンとは違う、皆さんの成長ぶりを拝見して感動しています。トレーナー冥利に尽きます。
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